本品には還元型コエンザイムQ10とブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。還元型コエンザイムQ10は、日常生活で生じる一過性の身体的な疲労感の軽減に役立つことが報告されています。また、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、年齢とともに低下する脚の筋力に作用することにより、中高年の方の歩く力を維持することが報告されています。
日常生活における一過性の「身体的疲労感の軽減」に役立つことが
報告されています。
睡眠に関する指標をOSA睡眠調査票MA版で評価したところ、第Ⅳ因子:疲労回復スコア(疲れがとれている、身体がシャキッとしているなどの評価)が、ストレス度が高めの方において、プラセボ摂取群と比較して還元型コエンザイムQ10摂取群は有意に改善しました(4週、p<0.05)。
出典:Jpn Pharmacol Ther(薬理と治療) vol. 47 no. 8 2019“(1231-1244)
グラフの対象:ストレス度が高めの方(プラセボ摂取群14名、還元型コエンザイムQ10摂取群10名)
試験概要:グラフのデータは、ストレスを感じている健康な成人男女52名をランダムに2つのグループに分け(プラセボ摂取群28名、還元型コエンザイムQ10摂取群24名)、ストレス度が高めの方を対象に層別解析を行いました。 一方にはプラセボ(還元型コエンザイムQ10を含まないカプセル)を、もう一方には還元型コエンザイムQ10を100㎎を含むカプセルを8週間摂取してもらい、睡眠指標およびストレス指標を評価しました。研究レビュー※の対象となった論文のうち代表的なものを示しました。
※ 研究レビューとは…?
SR (Systematic Review)・総合的文献調査とも呼ばれ、機能性関与成分に関する臨床試験の論文・文献をもれなく調査し、体系的に評価をまとめたものです。
コエンザイムQ10は活動の原動力
体内の細胞に存在するミトコンドリアは摂取した糖質や脂質などの栄養分を代謝してできた成分からエネルギーを生成します。このミトコンドリアに多く含まれ、補酵素として働いているのがコエンザイムQ10。私たちの体内には欠かせない成分の一つなのです。
コエンザイムQ10には
“還元型”と“酸化型”が
あるのをご存じですか?
還元型コエンザイムQ10素材メーカーのカネカは、コエンザイムQ10本来の力を効率良く実感していただくために、「還元型コエンザイムQ10素材をそのまま摂取する」ことに着目。
長年の研究により、世界で初めて還元型コエンザイムQ10素材を商業生産することに成功しました。
カネカユアヘルスケアの
コエンザイムQ10は 還元型
従来のサプリメントに使われているコエンザイムQ10成分は、ほとんどが“酸化型”と呼ばれるものでした。
しかし、私たちの体内にあるコエンザイムQ10の大半は“還元型”として存在します。そのため、酸化型のコエンザイムQ10が本来の力を発揮するためには、一度体内で還元型に変換(還元)される必要があるのです。
この変換能力は加齢により低下してしまいます。
その一方で還元型の場合、変換するステップがないため体内でダイレクトに働き、能率よく体内効率をサポートします。
60歳以上の健康な男女に製品と同等量のブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを1日7.2mgまたはプラセボを8週間摂取してもらったところ、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mgを摂取した群では、プラセボ摂取群と比較して、歩行能力の指標とされる6分間歩行テストにおいて歩行距離の有意な増加(p<0.05)が確認されました。
出典:Wattanathorn J., et al., Evid Based Complement Alternat Med, 2012:732816 Table2 より作図
グラフの対象:60才以上の健康なタイ人男女(プラセボ摂取群15名、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mg摂取群15名)
試験概要:60歳以上の男女45名をランダムに3つのグループに分け(プラセボ摂取群15名(平均年齢64.2 ± 6.95歳)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン2mg 摂取群15名(平均年齢61.53 ± 6.39歳)、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2mg 摂取群15名(平均年齢62.66 ± 6.33歳))、1つのグループにはプラセボ(ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを含まないカプセル)を、残り2つのグループにはそれぞれブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを2mgまたは7.2mgを8週間摂取してもらい、6分間の歩行テストによる歩行距離を評価しました。研究レビューのうち、代表的な1報を提示しています。
◎ブラックジンジャーとは
ブラックジンジャー(学名:kaempferia parviflora)の原産国の一つに、微笑みの国、タイ王国があります。タイ王国ではクラチャイダムと呼ばれ、伝統的なハーブとして長年食用されてきました。
ブラックジンジャーはショウガ科の植物で、日本では黒しょうがや黒うこんとも呼ばれ、根茎部の切断面が黒色であることが特徴です。