どこか懐かしく美しい霞ヶ浦の観光帆引き船
日本で2番目の広さを持つ湖「霞ヶ浦」は、茨城県を代表する場所のひとつ。その霞ヶ浦で夏から秋にかけての風物詩として受け継がれているのが、観光帆引き船です。もともとは観光用ではなく、明治時代に帆引き船を使った網漁法として考案されました。凧の原理を応用し、巨大な帆で風の力を受けて船を横流しさせ水中の網を引きます。現在も霞ヶ浦に面する行方市、土浦市、かすみがうら市の3つの市で操業されており、観光客は随伴船(見学船)に乗って、間近から漁の様子や写真撮影を楽しみます。2018年には「霞ヶ浦の帆引き網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選定されました。
昼間は、青空や湖面の青色と大きな白い帆の
コントラストが目に鮮やか。
操業する期間や出航する時間、料金等が市によって異なりますので、ご確認の上お出かけください。
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日本三名瀑 袋田の滝
水流が大岩壁を四段に流れ落ちることから「四度(よど)の滝」とも呼ばれます。四季折々に魅せる姿を変えるので、何度も足を運びたくなる名勝です。
秋の紅葉のシーズンは色とりどりの
衣を纏ったような艶やかさ。
メロンの生産量日本一
春から秋にかけてさまざま品種を栽培しており、生産量は24年連続日本一を誇ります。